このページでは、「IPv6 ダイナミック DNS」サービスをスクリプトを定期的に動作させることができない専用デバイスや IoT 機器で使用する方法について説明します。
IPv6 ダイナミック DNS サービスのOS/機器設定マニュアルでは、これまで、各種メーカーのルータや Linux、Windows ベースの PC や機器を IPv6 ダイナミック DNS サービスと共に利用する方法について解説してきました。
しかしながら、これらの設定例に出てくるようなデバイスは、いずれも柔軟性・自由度が高く、予め機器の側が OPEN IPv6 ダイナミック DNS for フレッツ・光ネクスト サービスに対応しているか、または、独自のスクリプトや自動タスクの登録 (cron など) により OPEN IPv6 ダイナミック DNS for フレッツ・光ネクスト サービスにおける DDNS ホスト名に対する IPv6 アドレス更新 API の呼び出しが可能なものばかりでした。
一方、これらのすでに述べた例と比較して著しく柔軟性および自由度が低い IPv6 対応デバイス (たとえば、監視カメラやセンサーシステム、安価でコンシューマ向けのブロードバンドルータなど) には、内部で自由なスクリプトを動作させるリソースがないか、例えリソースがあったとしても、ユーザーにそのような自由を認めていません。
IPv6 ダイナミック DNS サービスは、このような柔軟性および自由度が低い IPv6 対応デバイスからでも、多くの場合、以下のヒントに掲げる方法により、定期的に DDNS ホスト名に対する IPv6 アドレス更新リクエストを受付けることができるようになっています。